■カ行
- カイホウテキショグウ
【開放的処遇】 1級と2級の中間ぐらいの、少し娑婆っ気がある処遇。仕切りが無い部屋で面会出来たりする施設もあった。まだあるかも。ローカルルール採用。
- ガテ
【ガテ】 手紙のこと。参照→鳩を飛ばす
- カベヲムイテタツ
【壁を向いて立つ】 少人数で移動中、別の移動グループと鉢合わせた時、どちらかが通過するまでの間命じられる。待たされる時もこのスタイル。脇見禁止。【黙想】と併用される場合も多い。
- カミガハイル
【紙が入る】 parole(パロル)来たとも言う。パロルからあと何週という基準に使われる事もあり仮釈日のメドが立つ。満期の人は入らない。 →あがり
- カラアゲ
【からあげ】 一般社会においてそれは「空下げ」と言う。あれ?言わない?食事後の食器を舎房から出すこと。
- ガリ
【ガリ】 理髪のこと。出所が近づくと蓄髪願箋が出せるようになる。 ⇒蓄髪願箋
- カリサゲ
【仮下げ】 領置してある私物を出すこと。⇒仮出し
- カリシャクホウキョカケッテイショ
【仮釈放許可決定書】 地方更生保護委員会の審理で仮釈の許可が決定すると発行される。
- カリシュウシン
【仮就寝】 冬は夕方5時半〜6時頃、夏は7時頃、「仮就寝ーん!」の号令で、みんな一斉に布団を敷く。布団の上なら横になってもいい時間帯。
- カリダシ
【仮出し】 領置してある私物を出すこと。⇒仮下げ
- カリメン
【仮面】 準委員面接のこと。刑務所が地方更生保護委員会に仮釈の申請をすると来る。 →委員面接
- カン
【官】 国のこと。刑務所とほぼ同義語で自然に使われる。立場的な表現をする場面で用いることが多い。例「官が決めたことだ」「官所有の物品」
- カンカンオドリ
【かんかん踊り】 検身場にて素っ裸で称呼番号を言って、手の平・手の甲・足の裏・舌を出して口の中をみせる動作。
- ガンセン
【願箋】 何かの手続きを取るときに必要事項を記入・指印を捺して提出する紙。殆どの処理で願箋が必要。施設ごとで違うが50種ほどありバリエーション豊富。 参考→牛肉不可 ガリ 情願書進達願い 蓄髪願箋 豚肉不可
- カンブツ
【官物】 施設所有の物品。主に収容者への貸与品を指し、受刑服もこれに該当する。⇔私物
- カンボウ
【還房】 舎房へ帰ること。帰宅と同じような意味。
- カンボン
【官本】 施設備え付けの本。決められた冊数まで借りることができ、舎房で読む。大体週1スパンで交換可。マンガ本が意外と人気。
- キュウチョウビ
【休庁日】 土日祝日及び年末年始の休庁期間その他特に指定した日。→免業日
- ギュウニクフカ
【牛肉不可】 ヒンズー教の人は牛肉がNGな為、その旨願箋にて牛肉を使わない食事へ切り替えることが出来る。
- キョヨウソウリョウ
【許容総量】 刑務所が私物を預かる限度容積。私本は別口で冊数制限の施設あり。
- キヲツケ・レイ・ナオレ
【気を付け・礼・直れ】 学校は「起立・礼・着席」、刑務所は「起立・気を付け・礼・直れ・着席」。
- ギンシャリ
【銀シャリ】 白いご飯。正月の三箇日だけ出る。麦飯に慣れてて胃の調子が狂う。昼はもちがでる。きな粉だったり雑煮だったり。
- ケイジシセツシサツイインカイ
【刑事施設視察委員会】 視察や収容者面接、提案箱等から刑事施設の状態を把握し所長に意見を述べる組織。法務大臣が任命した刑事施設運営改善向上に熱意ある第三者10人以内の委員で構成され本所ごとに設置されている。
- ケイノイレカエ
【刑の入れ替え】 2刑持ち込みの受刑者は、後の刑(執行猶予取り消し分)のほうが短い場合、執行中の刑と入れ替えることがある。(理由:後の刑が短いと仮釈を合算するのに都合が悪い為)
- ケイノシッコウユウヨイイワタシトリケシケッテイ
【刑の執行猶予言渡取消決定】 執行猶予を取り消す決定がなされた通知。取り消された刑は先ではなく後で執行される。納得できなければ理由を聞くと一応書いてある。
- ケイリフシャボウエイセイガカリ
【経理夫舎房衛生係】 受刑者のエリート。刑務官の補助をする。通称「掃夫」や「雑役」。拘置所の掃夫は未決にお菓子がもらえる?もらう時は命懸け。手渡しはNG。いゃ、あげてはダメ!!ゼッタイ。
- ケツバン
【ケツ番】 その部屋での新入り。ケツ番仕事があったり無かったり。房に入れば房に従え?
- ケンエツ
【検閲】 手紙やノートなどに変なこと書いてないか調べること。手紙は受発信毎、ノートは定期的に実施。
- ケンシン
【検身】 ボディーチェック。物品紛失などの不祥事が発生すると、キンタまで持ち出していつもより入念に行う。[キンタ=金属探知機]
- ケンシンジョウ
【検身場】 出役時と還房時に工場着と舎房着を着替えて通過するとこ。物品持込禁止の為ここでかんかん踊りする。
- コウキンショウメイショ
【拘禁証明書】 拘禁されていた期間を証明する証書。用途がキッチリ書かれているため流用はできない。在監証明書と呼ばれることが多い。⇒在監証明書
- コウサ
【考査】 刑が確定してから工場におりるまでの期間。工場におりると見習い(10等工)に切りかわる。
- コウジョウ
【工場】 作業するとこ。刑務所によって内容はまちまちで、紙細工・洋裁・木工・金属・もた工などがメジャー。 ⇔舎房
- コウダン
【交談】 誰かとしゃべること。決められた場所・時間以外では、理由を告げ許可を得なければならない。
- ゴスイ
【午睡】 昼寝。土日祝日「午睡始めー!」と「午睡やめー!」の号令が掛かる。未決は毎日。
- ゴブトイツツ
【五分と五つ】 どっちもどっちの意味。(語源:懲役の言うことは当てにならないと云う所から来ている)
- ゴモクジュウ
【五目十】 五目並べの五目を先に10個作ったほうが勝ちとゆう五目板を使うあそび。
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